忙しい&人手不足

忙しい&人手不足

労働時間が長い

「プログラマーは多忙だ」という話をよく聞きますが、これは労働時間が長いことと関係しています。忙しい時期は波があり常に忙しいというわけではありませんが、「月末・月初」「四半期末」「年度末」は契約の締めと重なっているため忙しくなる傾向があります。また、業界によっても忙しい時期も異なり、銀行系は年末やGWなど休暇に入る前が、学校関係なら夏休みや冬休みなどの長期休暇前が忙しくなります。システムは大抵、休日にリリースすることが多いため、一般的に休日であってもプログラマーは仕事になることが多く常に働いているイメージから、「多忙だ」と見られるようです。

給与が上がらない

年功序列で給与が上がっていく企業もありますが、プログラマーは経験やスキルで給与が上がることはあっても年功序列ではないため、長く続けているからといって給与が上がるわけではありません。給与を上げたいのであれば残業代を増やすしかありませんが、忙しい時期は波がありますし、仕事ができるプログラマーは残業する必要もないのでなかなか残業代を増やすことはできません。

仕様変更に対応しなければならない

プログラマーはシステムエンジニアからの仕様書をプログラムに組み立てていく仕事ですが、その途中で使用が変更されることはそう珍しいことではありません。しかし、仕様変更にはすぐに修正できるものばかりではなく、「手を加える箇所がたくさんある」「今作っていた機能がいらなくなった」など、モチベーションが下がってしまうものもあります。

業務の大半を占める「テスト」

プログラマーの仕事の多くを占めているテスト工程ですが、テスト工程は1時間や2時間で終わるものではありません。基本的にテスト仕様書に基づきながらテストしていきますが、時にはリストに載っていない項目もテストしなければならないため、それなりに長い時間がかかってしまいます。関数やメソッドごとにテストする単体テスト、機能ごとにテストする結合テスト、などテストの内容は業種によって違いがありますが、どの業種でも共通しているのはテストの結果だけでなく「バグのエビデンスも用意する」ということです。
エビデンスとはプログラムを動かした結果の記録のことで、画面のスクリーンショットやログファイルの抽出がこれに該当します。エビデンスがあれば結果を客観的に考察することができるため、テスト仕様書にエビデンスの記載がなくてもエビデンスを添付しておくのが暗黙のルールです。

プロジェクトの人手が足りない

基本的にプログラマーは人手不足なので、どのプロジェクトでもギリギリの人数で業務をすすめています。そのため、プログラマーとしてプロジェクトに加わっていても、プログラミングではなく他の人が組み立てたプログラムをテストする要員になったり、仕様書の作成をお願いされたりと他の業務を振られることもあります。

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