入浴の介助は体力が必要なきつい仕事です。入浴の時間帯は施設によって異なりますが、入所型の場合は午前中と午後の2回、通所型は午前中に1回行うのが一般的です。入浴の介助は浴室内の行動に注意しがちですが、着替えの段階から温度や足場に注意しておきましょう。なぜなら、浴室と温度が違い過ぎてしまうと身体に負担をかけてしまいますし、水滴などで滑りやすくなっているため転倒してしまう危険もあるからです。体力や注意力を必要とする大変な仕事ですが、利用者さんの笑顔や気持ちよさそうな顔を見ることができる、やりがいのある仕事です。
食事の介助は自力で食事することが難しい人をサポートする仕事です。高齢になると噛む力や飲み込む力が弱まり、なかなか思うように食事することができなくなってきますが、具材を柔らかく煮込んだり細かく切ったりなど、その人に合わせた形態にすることで食べやすくなり、さらに食べる喜びを感じられるため食事に対する意欲も上げることができます。
排泄の介助は何よりも利用者との信頼関係が大切な仕事です。排泄のタイミングや回数は人によって違いがあるため、常にどんな様子か気にかけていなければ気づくことができませんし、利用者にとって排泄を他人にゆだねることはストレスとなりやすいため、信頼関係を築いておかなければ精神的にも大きな負担となってしまいます。
レクリエーションとは利用者一人一人のレベルに合わせて、身体の機能回復につながる動きを取り入れたゲームのことです。風船やボールを使って身体を動かすものもあれば工作や歌など楽しみながら行うものもあり、その種類は多種多様です。
トランスとはベッドや車いすから移動することをサポートする仕事です。歩行が不可能な人や難しい人にとって、ベッドから車いすへ、車いすからトイレへ、などの移乗ができるかどうかは寝たきりを防ぐためにも大切なことです。少しでも自力で移乗ができるようにサポートしていきましょう。
夜勤の有無や回数は施設によって違います。特別養護老人ホームなどの入所型施設では24時間体制で介護を行っているため当然夜勤シフトがあります。夜勤の平均シフトは特別養護老人ホームで月4~5回、グループホームや有料老人ホームで月7~8回です。
夜勤の勤務時間は「17時~翌10時」の16時間勤務、「22時~翌7時」の8時間勤務の2種類で、労働時間が長い16時間勤務の方が大変なイメージがありますが、「1日目に17時出社、2日目は10時退社、3日目は休み」というように、休日と組み合わせることが多いため身体をゆっくりと休めることができます。一方、8時間勤務は労働時間が短いぶん、夜勤のつらさや負担は少なくなりますが、「1日目は22時出社、2日目は7時退社、3日目は通常シフト」と、夜勤明けの翌日が休みになるわけではないため睡眠時間の確保や充実した休日を過ごすことは難しいでしょう。
夜勤だからといって特別な業務はありません。基本的に日勤と同じ業務内容ですが、日勤に比べて格段に職員の人数が少ないため1人1人に対する責任が重くなります。
プログラムを組み立ててシステムやソフトウェアの開発をするプログラマーですが、「労働時間が長い」「人手が足りない」といった理由から仕事をきついと感じている人も少なくありません。また、業務の大半を占める「テスト」ですが、かなり時間がかかるうえ、内容によってはせっかく作ったプログラムも不要になることもあるため、モチベーションを維持するのが大変です。
3Kといわれている介護職ですが、環境が改善されず仕事がきついと感じるようなら思い切って職場を変えてみるのもひとつの方法です。転職のノウハウを持っている転職エージェント「きらケア」を利用しましょう。応募書類の添削や面接の対策などキャリアコンサルタントが徹底的にサポートしてくれるため、より自分に合った職場を見つけることができます。